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Zend Server 2018 

高速性/信頼性/高機能を実現するPHPアプリケーションサーバ



Zend Server

Zend Server 2018は、企業のニーズに応じたPHP実行環境の強化/拡張/運用監視を提供します。 Webアプリケーションの開発は、問題個所の探索特定/原因解明/対策実施/効果測定など、時間と開発者を消耗する作業の連続です。Zend Server 2018は、開発フェイズで有用な機能を提供します。運用監視機能と合わせて、WebブラウザからPHP実行状況やDB処理内容を参照できるZ-Rayを標準搭載しており、テスト端末側からPHPコードの実行状況を簡単に確認できます。さらにZ-Rayには、代表的なOSSアプリケーションごとの状況確認用プラグインも用意しています。OSSアプリケーションをベースとしたWebサイト構築でもパフォーマンスチューニングが可能です。

Zend Server 2018 概要図
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■ Zend Server 2018 の特徴

Zend Server により、短時間で信頼性の高いWebシステム環境を容易に構築することが可能です。
PHP 7.2 対応
PHPは、GAリリースから3年間のサポートと決まっており、より新しいバージョンの導入により、セキュリティ対策でも有利になります。また、PHP 7.2 は、PHP 5.6 と比較して約2倍以上の性能向上を実現しました。
多様な Webサーバ をサポート
Linux では、Webサーバ として Apache httpd 2.4 および NGINX を選択することが可能です。
Windows では、Webサーバ として Apache httpd 2.4 および IIS を選択することが可能です。
独自キャッシュ機能
Webページの表示をキャッシュする独自機能を搭載しています。リクエストを識別するための詳細な条件設定が可能で、PHPプログラムを実行することなくWebページを表示することが可能です。また、PHPプログラムから使用可能な独自キャッシュを搭載しており、データベースやWebサービスのレスポンスなど処理コストが大きいデータを格納する領域として使用可能です。
Z-Ray (PHP深層解析機能)
Webクライアント(ブラウザ)より、PHP実行環境の状況を得られます。Z-Rayが提供するPHP実行環境の詳細情報は、ツールバーによって容易で速やかに選択することが可能です。
Z-Rayツールバー
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 ■Z-Rayの詳細説明
モニター機能

コミュニティ版PHPでは、異常の検出と記録はエラーログのみです。
Zend Server では、PHPの実行状況を常時監視するモニター機能を実装しています。PHP実行状況から異常を把握するために15項目3段階の閾値を設定します。閾値を超えた場合、任意に指定した4つの動作(記録、メール送信、URLコール、コードトレース採取)を行えます。
■モニター機能の詳細説明

PHP延長サポート
PHPコミュニティは、各バージョンのメンテナンス期間をライフサイクルとして3年間と決めています。GAリリースから3年間が経過するとメンテナンスは終了して、バグFixもセキュリティFixも提供されません。 Zend Server は、2年間の延長サポートを提供します。PHPコミュニティのメンテナンスが終了してからも2年間安心してご利用いただけます。
■PHP延長サポートの詳細説明
デプロイ機能
複数のWebアプリケーションを管理する機能としてデプロイ機能を搭載しています。デプロイ機能は、Webアプリケーションを仮想ディレクトリ別に認識し、稼働状況グラフ表示やモニター機能のルール適用まできめ細かい運用監視を実現します。
ライブラリ管理機能
PHPには、多くのフレームワークやライブラリが提供されています。これらの管理を容易にするためにライブラリ管理機能を提供します。
年間サポートサービス付属
日本人スタッフによる1年間の問合せサポートサービスが付属しています。
ジョブキュー
ジョブキューは、PHPコードの非同期起動/実行監視/結果管理を提供するエンタープライズ向け機能です。即時処理と非同期処理を実装することにより、Webアプリケーションを2層に分割することが可能です。高レスポンスが必要な部分は、リクエストに応じた即時処理で対応、時間を要する部分はバックエンド処理として非同期実行が可能です。さらにレポート作成、バックアップ、バッチ処理など定期実行処理は、スケジューリング機能により起動から終了結果まで一連の状況を管理可能です。
豊富な導入事例

先行プロダクトZend PlatformシリーズからZend Serverまで、多くの用途にご利用いただいています。事例説明ページでは、Zend Serverの代表的な事例をご紹介しています。

■導入事例の説明ページ




■ Zend Server 2018 ラインナップ

Zend Server 2018 は、用途に応じて3つのエディションに分かれています。

Zend Server SBE
Zend Server SBE(Small Business Edition)は、PHPアプリケーションサーバとして最小限の機能に絞ったコスト優先のエディションです。高速化と運用監視にフォーカスしたシングルサーバ構成向けのエディションです。
Zend Server PE
Zend Server PE(Professional Edition)は、各種キャッシュやJob QueueなどPHPに拡張性を持たせた高度なサーバ機能を搭載しています。また複数のZend Server によりクラスタリングを構成できます。クラスタリングにより、拡張性と高可用性を両立し、ミッションクリティカルなWeb システムのプラットフォームとして最適な環境を提供します。高速性と運用監視を重視するサービス企業に最適なバーションです。
Zend Server EE

Zend Server EE(Enterprise Edition)は、Javaプログラムとの連携を低負荷で実現するJava Bridge機能など多角的なWebシステムを想定した機能と充実のサポート体制をパッケージ化したハイエンド向けのプロダクトです。PHPコミュニティがメンテナンスを終了したPHPバーションもサポートを行い、安定したサーバ環境をロングスパンで運用するエンタープライズ企業に最適です。

機能

Zend Server 2018

SBE

PE

EE

適用用途

Webサイト 業務システム 大規模/高可用性

採用PHPバージョン

7.2 7.2 7.2

デプロイ
ページキャッシュ
モニター
Z-Ray
コードトレーシング
デバックモジュール

ジョブキュー
セッションクラスタリング

-

Javaブリッジ
LDAP管理者ID連携

- -

セキュリティFix
PHPサポート

PHP延長サポート

-

PHP&ZF Bug Fix

- -

データ保持期間

2週間 3か月 無制限

統合開発環境
コード補完
デバッグ
プロファイリング


Zend Studio シリーズと連携



■ 関連製品


Zend Studio 13

■Zend Studio シリーズ 日本語版

Zend Studio シリーズ には、PHPアプリケーションの開発効率を飛躍的に向上する数々の機能が盛り込まれています。
Zend Studio シリーズで培われた豊富な機能を継承し、コーディング効率を向上するための多くの新機能を搭載しました。
 

■Zend Studio シリーズ  日本語版 の主な機能


・Code Debugger ( ローカル / リモートデバック )
・Template ( テンプレート ) Profiler ( 実行状況評価 )
・Code Analyzer ( ソースコード解析 )
・SQL Support
・GitHubに対応
・Java Scriptデバッガ
・リクエストモニタ
・スマート端末用開発機能
・Zend Serverとの連携
・日本人スタッフによる1年間のサポート
Zend Server




■ 動作環境

プラットフォーム(対応OS)

Linux x86 and x86-64:
  RHEL 7.x *Oracle Linux 7 を含みます
  CentOS 7.x
  * 32bit OSはサポート対象外です Windows x86 and x86-64:
  Windows Server 2016
  Windows 10
  Windows 7 (with Service Pack 1)
  * PHPはx86ならびにVC14ベースとなります

Webサーバ

 Apache 2.4 / Nginx web server / Microsoft IIS 

対応 PHPバージョン

 PHP 7.2