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Old/Zend Core for i5OS

Zend Core for i5/OS で Zend Framework を使う

注意事項

php.iniやhttp.confの編集は WRKLNKコマンドで行ってください。
もしくは改行コードLFを認識できるエディターで行ってください。
なお、/www/zendcore/conf/http.conf は「絶対に」WRKLNKコマンドで扱ってください。

Version 2.0.1

インストール時にデフォルトでZend Frameworkも導入されます。

1) Zend CoreをWebで管理する画面 http ://(i5のIPアドレス):89/ZendCore/ にログインしてください。

2)「Configuration」タブの「PHP」タブの「パスとディレクトリ」の左横の+印をクリックしてください。

3)「include_path」という項目が見つかりましたか?この項目はPHPがファイルを探すディレクトリのリストです。

4)「:/usr/local/Zend/ZendFramework/library」という文字列を足してあげてください。
結果的にinclude_pathは下記の状態になります。
「.:/usr/local/Zend/Core/share/pear:/usr/local/Zend/ZendFramework/library」

5)作成されたphp.iniは下記の場所にあります。
/usr/local/Zend/Core/etc/php.ini

6) Apacheのhttp.confを編集します。設定ファイルは下記の場所にあります。
/usr/local/Zend/apache2/conf/http.conf
設定内容はWindows版の場合を参考にしてください

Version 1.5.0

Version 2.0.1と違う箇所を記載します。

1) Zend Frameworkのモジュールが含まれておりませんので、ダウンロードする必要があります。Windows版の場合を参考にダウンロードしてください。

2) ダウンロードしたアーカイブファイルをWindows上で解凍します。i5/OS上では解凍に失敗します。

3) 解凍して得られたうち、libraryフォルダーの中身を使用します。
libraryフォルダーをi5/OSに転送します。
あらかじめiSeries Navigatorで/usr/local等に共有を設定しておくとWindowsのExplorerでコピーできて簡単です。

4) Version 2.0.1の場合を参考に Zend core管理画面にて include_pathを追加してください。

トラブルシューティング

ファイルがあるのに読み込みに失敗します

require関数の読み込みで失敗する場合があります。
is_fileやis_dirで確認してみると対象のファイルやフォルダーが存在するのにfalseが帰ってくる場合があります。
iSeries Navigator等で対象のファイルやフォルダーのCCSIDが5035になっているか確認してください。
もし5035でない場合はZendFrameworkフォルダー毎削除してください。
QCCSIDが5035の状態で CLのMDコマンドで/usr/local/Zend/ZendFrameworkフォルダーを作成してください。
作成したフォルダーの中に改めてlibraryフォルダーを転送してください。


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