Old/Zend Studio/4
Linux/MacOS/Solaris/FreeBSD 版サーバインストール方法
- 各プラットフォームに適合したインストーラを CD-ROM から、ローカルディスク上にコピーします。各プラットフォームのインストーラは次のファイルです。
MacOS 版 : /Server/ZendStudioServer-4.0.0-darwin6.8-ppc.tar.gz
FreeBSD4 版 : /Server/ZendStudioServer-4.0.0-freebsd4.3-i386.tar.gz
FreeBSD5 版 : /Server/ZendStudioServer-4.0.0-freebsd5.1-i386.tar.gz
Linux 版 : /Server/ZendStudioServer-4.0.0-linux-glibc21-i386.tar.gz
Linux 版(AMD64版) : /Server/ZendStudioServer-4.0.0-linux-glibc23-amd64.tar.gz
Solaris 版 : /Server/ZendStudioServer-4.0.0-sunon5.6-sparc.tar.gz
Solaris 版(zip圧縮) : /Server/ZendStudioServer-4.0.0-sunon5.6-sparc.zip
Solaris 版では、システム内に GNU tar プログラムがない場合は、ZendStudioServer-3.5.0-Solaris-sparc.zip を使用します。
- tar.gz 形式で圧縮されたインストーラを次の要領で解凍します。
tar -xzvf filename.tar.gz
Solaris 版で、zip 形式で圧縮されたインストーラを使用する場合は次の要領で解凍します。
unzip filename.zip
展開したディレクトリにある install プログラムを実行します。
シェルプログラムを、次のようにコマンドラインで実行するとインストーラが自動的に起動されます。インストーラの指示にしたがってインストール処理を行なってください。
./install
もし、GUI 版が表示できない環境の場合は、install-tty シェルプログラムを実行します。このシェルプログラムは、テキストベースのインストールプログラムです。
もし、インストールで文字化けが発生する場合、ターミナルソフトの文字コードが違っている可能性があります。ターミナルソフトの文字コードを日本語EUCに設定して再度インストールを実行してください。
(MacOS での例)
[ターミナル]−>[ウィンドウ設定]−>[ディスプレイ]−>文字セットにて、エンコーディングを 日本語(EUC) に変更
- インストーラが正常に起動すると下の画面が表示されますので、[OK]を選択してください。
ttyインストーラの場合は、テキストベースで同様のメッセージが表示されます。
- Zend Studio 4.0.0 の使用権許諾が表示されます。内容を確認して、[EXIT]を選択します。 右下のように使用権許諾に同意する否かのダイアログが表示されます。承諾する場合は、[Yes]、承諾しない場合は、[No]を選択します。[No]を選択した場合は、インストーラは終了します。
- Zend Studio サーバのインストール先を指定します。指定後、[OK]を選択します。
- 使用するWeb サーバについての選択を行います。すでにシステム内に設定している Apache を使用する場合は、[1 既存の Apache を使用するインストール]を選択します。
また、Zend Studio サーバに同梱されている Apache Web サーバ(バージョン 1.3.29)を使用する場合は、[2 新規の Apache 1.3.29をインストール]を選択します。これを選択した場合、続きはここからご覧ください。
Apache 以外のWebサーバを使用する場合は、[3 Apache 以外の Web サーバを使用するインストール]を選択します。この場合、事前に使用するWebサーバがシステム内に設定されていることが必要です。
オプションを選択後、[OK] を選択します。
Mac 版では新規にApacheをインストールするインストール方法は選択できません。
- 既存の Apache を使用するインストールを選択した場合は、Apache コントロールユーティリティ (apachectl) のフルパスを入力します。
- 続いて、Apache ドキュメントルートのパスを確認します。
ここで指定したドキュメントルートに、ZendStudioServerというディレクトリが作成され、GUI に関する各ファイル群がコピーされます。
- 指定した Apache に PHP が設定されている場合は、php.iniの場所を確認します。異なっている場合は入力してください。[OK]を選択するとインストールが開始されます。 続いての手順はここからご覧ください。
- 新規にApache をインストールする場合、Apache の使用許諾が表示され、同意すると下の画面が表示されます。
Apache をインストールする場所を指定してください。
同梱されている Apache および PHP はデフォルトオプションにてコンパイルされています。
- 次にインストールするPHPのバージョンを選択します。
この後、PHPの使用許諾に同意すると、インストールが開始されます。
- Zend Studio サーバ関連のファイル群を指定したパスにそれぞれコピーします。
インストール中に Apache 設定ファイルのバックアップを作成した場合、そのことを示すダイアログが表示されます。
- アクセスを許可するホストのIPアドレスを入力します。
ここでは、192.168.1.* のようにワイルドカードを使用することによって、192.168.1.x のアドレスを持つホスト全てにアクセス権を与えることが可能です。また、カンマか半角スペースで区切ることにより、複数のIPを指定することができます。
- Zend Debug Serverを外部のネットワークからのアクセス権を指定します。
使用するWebサーバが外部からアクセス可能でない場合は、Always を指定します。
Selective の場合は、先ほど設定したホストがアクセス可能に設定されます。
また、使用するWebサーバが外部からアクセス可能な場合は、Never を指定します。
- Zend Studio Server のパスワードを指定します。
4文字以上のパスワードを指定してください。このパスワードは、Zend Studio Server にログインして各種設定を行う際に必要となります。
パスワードを入力して[OK]を選択すると、パスワード確認画面になりますので、再び同じパスワードを入力してください。
- Apache で PHPを実行するユーザを確認します。
- インストールが終了すると下の画面が表示されます。インストール条件によってメッセージが変わりますので、必ず確認してください。
その後、Web サーバの再起動を行うかを尋ねるダイアログが表示されます。
ここで再起動する場合は、[Yes]を選択します。後に手動でWeb サーバを再起動する場合は、[No]を選択します。
Solaris 版では新規にApacheをインストールした場合、インストールに成功しても、Apacheの再起動に失敗する場合があります。
この現象が発生すると、Apache のエラーログには下のメッセージが表示されます。
[alert] Child xxxxx returned a Fatal error... Apache is exiting!
その場合、次の処理を行ってください。
- インストールした Apache の httpd.conf の次の箇所を変更します。
User nobody
#Group #-1
Group nobody <--追加
- Apache を起動します。
- インストール完了のメッセージが表示されます。
以上でインストールは終了です。インストールしたサーバのドキュメントルートのZendStudioServer/にアクセスすると、Zend Studio Server のログイン画面が表示されます。