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Zend Server::: FAQ
クラウドでも使えますか
(Ver 5.6)
例えば下記にて Zend Server 日本語版をご利用いただけます。
なお、弊社サポート対象外ですが、AWS MarketPlace などのクラウド・サービスで Zend Server 英語版をご利用いただくこともできます。
日本語版をご利用いただく場合には、Linux 系のインスタンスを起動し、
ご自分で日本語版をアップロードしていただきますとご利用いただけます。(2013/01/31現在)
どのデータベースが利用できますか
(Ver 5.6)
下記のデータベースをご利用いただけます。(ABC 順)
データベース名 | PHP のエクステンション名 | (PDO 版のエクステンション名) | 備考 |
DB2 | ibm_db2 | pdo_ibm | DB2 Runtime Client (RTCLと略) が必要 |
Infomix | - | pdo_informix | 同上 |
MongoDB | mongo | - | - |
MySQL | mysql, mysqli | pdo_mysql | - |
Oracle | oci8 | PDO_OCI | Oracle Instant Client が必要 |
ODBC | odbc | PDO_ODBC | - |
PostgreSQL | pgsql | pdo_pgsql | - |
SQL Server | mssql | pdo_dblib | - |
同上 | sqlsrv | pdo_sqlsrv | SQL Server Native Client が必要 |
SQLite | SQLite, sqlite3 | pdo_sqlite | - |
SQL Server 用の sqlsrv エクステンションが動作しません
(Ver 5.0 - 5.6)
sqlsrv エクステンションを使用する場合、あらかじめ SQL Server Native Client が必要です。
Windows 版の場合は、インストーラー画面上で Typical ではなく Custom を選択すると、SQL Server Native Client にもチェックをつけられるようになります。
既にPHPをインストール済の環境にインストールして利用できますか。
(Ver 5.0 - 5.6)
- Linux の場合は、インストール中にディストリビューションのPHPが置き換えられます。
この結果、RPMパッケージの間で競合が起きることがあります。
もし各コンポーネントのインストールに支障が発生した場合、
ディストリビューションのPHPパッケージを除去してから再インストールする必要があります。
- Windowsの場合は、残念ながら、ご自身で設定されたPHP環境をいかしたインストールは行えません。
新たにPHPがインストールされます。
インターネットにつながっていない環境でもインストールできますか
(Ver 5.0 - 5.6)
原則としてインターネットへの接続が必要になります。
- Linux の場合は、リポジトリにアクセスする必要があります。
または事前にリポジトリーをミラーしておく回避方法もございます。
Ver 5.6 の日本語版をご購入いただきますと、弊社で準備したミラーデータもお送りしております
(2012/7月下旬出荷分から)
- Windows の場合は、インストーラー画面上で setup type として full を選択した場合は必ず接続が必要です。
custom を選択した場合は、separate download と記載されたコンポーネントを選択した場合のみ、接続が必要です。
Apache もインストールされますか
(Ver 5.0 - 5.6)
- Linux の場合は、ディストリビューションのApache 2.2 が使用されます。
もし存在しない場合は、事前にRPMを使ってインストールしておくか、またはソースからコンパイルしておく必要があります。
なお、RPMを使ってインストールしたApacheと、ソースからコンパイルしたApacheとを共存させることはできません。
ソースからコンパイルしたApacheを使用するには、あらかじめ RPM版を除去しておいてください。
- Windowsの場合は、IIS の有無によって変わります。
- IIS が存在しない場合は、インストーラーによってApacheがインストールされます。
- IIS が存在する場合は、Apache をインストールするか、または既存の IIS を利用するか選択できます。
Zend Framework のサポートはありますか
(Ver 5.0 - 5.6)
大変恐れ入りますが、Zend Server ご購入金額には Zend Framework のサポート費用は含んでおりません。
別途、Zend Framework テイクオフプラン をご検討ください。
Zend Framework を使いたくありません。使わないといけないのですか
(Ver 5.0 - 5.6)
- いいえ、必須ではありません。必要に応じてご利用ください。
不要でしたら php.ini の include_path からZend Frameworkのライブラリーのパスを消すこともできます。
- Windows 版では Custom インストールを選択すると、インストール対象から除外することもできます。
Zend Framework 以外のフレームワークも利用できますか。
(Ver 5.0 - 5.6)
PHPで記述されたものであれば利用可能です。(自作のオブジェクト、クラス、メソッド含む)
php.ini の include_path にお好みのフレームワークやライブラリを追加してご利用いただけます。
英語版と日本語版では何が違うのですか
(Ver 5.0 - 5.6)
例えば下記の点が異なります。
- 各種の機能に対して可能な範囲の日本語化を実施
- ご購入ご検討のために、日本語化データの内容の確認が必要な場合は、
お手数をおかけいたしますが、弊社営業までお問い合わせください。
- 日本語でのサポートを提供
- 英語版をご利用の場合は、Zend Technologies社(アメリカ)からの英語でのサポートとなります。
どのような高速化機能がありますか
(Ver 5.0 - 5.6)
下記に概要を紹介します。
- EE 版でご利用いただける機能
- ジョブキュー
画面からの入力をデータベースに保管する処理や、一定間隔で実行する処理など、
Web 画面の表示処理とは切り離して実行してもかまわないような処理を定義できます。
- ページキャッシング
表示内容がほとんど変わらない Web 画面をキャッシュすることができます。
URL やクエリーパラメーターなどの条件を指定できます。
- ダウンロード・サーバー (EE 版の Linux用のみ)
画像や動画など、大きなファイルのダウンロードを Web サーバーとは別の専用プロセスで処理します。
- コードトレーシング
この機能自体が高速化を行うわけではなく、長時間かかる処理の原因を分析するために利用できます。
コードトレーシングについてさらに詳しくは[[こちら>環境構築/コードトレーシング]]をご覧ください。
- 全エディションでご利用いただける機能
- データキャッシングAPI
キャッシュ用に設計された API です。下記のような呼び出し方法を利用できます。
- 直接 API を利用。
- APC 互換のラッパー経由
- Zend Framework の Zend_Cache から呼び出し。
- Java ブリッジ (全エディションで利用可能)
PHP から Java を呼び出す際に、個別のインスタンスを生成する代わりに専用のプロセスで処理します。
- Zend Optimizer+ (全エディションで利用可能)
PHP スクリプトを Web サーバーで実行している最中に中間言語に変換します。
- なお、PHP スクリプトをあらかじめ中間言語に変換してから Web サーバーにアップロードすることもできます。
Zend Guard のエンコード機能を利用します。Web サーバー実行中の変換処理が不要になるため、さらに高速化できます。
上記の各機能について詳しくは、弊社にお問い合わせください。