Old/Zend Core for i5OS
Zend Core for i5/OS :: FAQ
(後継製品の Zend Server for IBM i Ver 5.0 - 5.1 の FAQとあわせてお読みください)
- この情報の対象は、Zend Core for i5/OS の下記のバージョンです。
- Ver 1.5.0 日本語版
- Ver 2.0.1 日本語版
- Ver 2.0.1AJ (日本語版のみ存在)
- 下記のバージョンは対象外です
- Zend Core for i5/OS の 英語版 のすべて
導入に関わるFAQ
Webサーバーがなぜ2つも動いているのですか
IHS (IBM HTTP Server: /www/zendcore 側) が PHP との間でインターフェースする際に、
mod_php 実装を利用できなかったためと考えられます。
そのため、別に立ち上げた Apache インスタンス(/usr/local/Zend/apache2 側) にリクエストを転送し、
その Apache から PHP にインターフェースする必要がありました。
後継の Zend Server for IBMi では、mod_php 実装ではなく、fastcgi 実装を利用して IHS と PHP との間で直接インターフェースしています。
導入にあたっての前提条件を教えてください。
(Ver2.0.1AJ)
- i5/OSのバージョンが、V5R4 または V6R1 であること。V7R1 以降は対象外です。
- コード化文字セットのシステム値、QCCSIDが5035または1399であること。
- 端末エミュレータのホストコードページが、939または1399であること。
- /usr/local ディレクトリが存在すること。
(このディレクトリに導入されます。)
- メッセージ待ち行列 QSYSOPR や スプールへの出力が問題ないこと。
- TCP/IPの開始(STRTCP)が実行されていること。
- PING コマンドに反応するかどうかで確認できます。
- TCP/IPポート 89 および 8000 が他の機能で使用済でないこと。
- NETSTAT *CNN コマンドで調査できます。
- 下記のライセンスプログラムが導入されていること。
V5R4 | V6R1 | テキスト |
5722SS1-13 | 5761SS1-13 | オープンネス |
5722SS1-30 | 5761SS1-30 | Qshell |
5722SS1-33 | 5761SS1-33 | Portable App Solutions Environment |
5722SS1-34 | 5761SS1-34 | デジタル証明書マネージャ |
5733SC1-*base | 左に同じ | IBM Portable Utilities For I5/OS |
5733SC1-1 | 左に同じ | OpenSSH, OpenSST, Zlib |
(Ver2.0.1)
- i5/OSのバージョンが、V5R4 であること。V6R1 以降は対象外です。
- コード化文字セットのシステム値、QCCSID が 5035 であること。1399 は対象外です。
- 端末エミュレータのホストコードページが、939 であること。1399 は対象外です。
- /usr/local ディレクトリが存在すること。
(このディレクトリに導入されます。)
- メッセージ待ち行列 QSYSOPR や スプールへの出力が問題ないこと。
- TCP/IPの開始(STRTCP)が実行されていること。
- PING コマンドに反応するかどうかで確認できます。
- TCP/IPポート 89 および 8000 が他の機能で使用済でないこと。
- NETSTAT *CNN コマンドで調査できます。
- 下記のライセンスプログラムが導入されていること。
- 5722SS1-13 オープンネス
- 5722SS1-30 Qshell
- 5722SS1-33 Portable App Solutions Environment
- 5722SS1-34 デジタル証明書マネージャ
- 5733SC1-*base IBM Portable Utilities For I5/OS
- 5733SC1-1 OpenSSH, OpenSST, Zlib
(Ver1.5.0)
- Ver 2.0.1 の記載のほか、下記も必要です。
古いバージョンからのアップグレードの場合、下記を削除していること。
- ZENDCORE ライブラリ
- /usr/local/Zend
- /www/zendcore
- /tmp/ZCoreInstalLog.log
QCCSIDが5035または1399以外の場合には導入できないのですか。
下記を満たすユーザプロファイルを作成し、そのユーザでサインオンして導入します。
- ユーザクラスが *SECOFR か、または同等の特殊権限をもつこと
- CCSIDが5035か、または1399
ジョブを起動させるには後述の手順が必要です。
- Zend Core for i5/OS 導入完了後、Zend Core for i5/OSのサービス管理メニューを実行。
ADDLIBLE ZENDCORE
GO ZCMENU
5番選択
- 2番のZendサブシステムの終了を実行
- WRKACTJOBにてZENDサブシステムが終了したことを確認
- CHGUSRPRF USRPRF(ZENDADMIN) CCSID(5035または1399)
- CFGEAC LIB(ZENDCORE) CCSID(5035または1399)
- Zend Core for i5/OSのサービス管理メニューにて1番のZendサブシステムの開始を実行
5733SC1の*BASE、および1番の入手と導入方法を教えてください。
たいへん申し訳ございませんが、IBM販売代理店経由でIBMにお問合せください。
Zend Coreのライセンスファイルの発行をお願いします。
2006年のβ版期間中はライセンスファイルが必要でしたが、バージョン1.5.0以降のZend Core for i5/OSでは不要です。