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デバッグ環境の種類

デバッグ環境の作成方法には多くの種類があります。そのうちいくつかを紹介します。

Zend Studio

PHPスクリプトの統合開発環境です。

Ver 6.1 以降

Zend Studio だけでも、内蔵のPHPエンジンを使用してCGIモードまたはCLIモードでデバッグを実行できます。
（ローカル PC だけでWebサーバを介さないデバッグなので以後はローカルデバッグと呼びます）
エクステンションの有効、無効を内蔵の php.ini で設定できます。

Ver 6.0

内蔵のPHPエンジンは、mbstring関連などのエクステンションやPEARライブラリを含みません。

Ver 5.5 以前

ローカルデバッグをCGIモードでのみ実行できます。
内蔵のPHPエンジンは、mbstring関連などのエクステンションやPEARライブラリを含みません。

Zend Server

PHP環境を構築するソフトウェアで、PHPやデータベースと連携したWebサーバーを構築できます。
Zend Debuggerが内蔵されており、Zend Studioとの間で通信しながらデバッグを実行できます。
（Webサーバと通信して行うデバッグを以後はリモートデバッグと呼びます）
Zend Core 及び Zend Platformの後継製品です。

Zend Debugger

Zend Serverのデバッグ機能を担う部分だけを取り出したものです。
既にPHP環境が存在する環境にインストールしてデバッグ機能を付与することができます。

PHP 5.4 以降の対応について

2013年 7月時点で PHP 5.4 以降に対応する Zend Debugger は配布されておりません。
恐れ入りますが Zend Server 6.1 の Free 版を代わりにインストールしてご利用ください。
zend.com のダウンロードコーナーにて PHP 5.4 用のインストーラーをダウンロードしてご利用ください。

PHP 5.3 Windows 版の対応について

2013年 7月時点で スレッドセーフ版は配布されていません。非スレッドセーフ版のみ配布されています。
恐れ入りますが Zend Server 5.6 の CE 版 または Zend Server 6.1 の Free 版を代わりにインストールしてご利用ください。

Zend Server 5.6 の場合には、弊社ダウンロードコーナーにて
Zend Server ＞ Windows ＞ ZendServer-php-5.3.9-5.6.0-SP1-Windows_x86.exe
を ダウンロードして PHP 5.3 用の環境としてお試しいただけます

Zend Server 6.1 の場合には、zend.com のダウンロードコーナーにて PHP 5.3 Windows 用のインストーラーをダウンロードしてご利用ください。